昨今、テレビなどのメディアで何かと聞くことの多い「LGBTQ」や「セクシャルマイノリティ」、「多様性」という言葉。
当事者のタレントなどもバラエティで活躍していて、新宿二丁目に興味が深まっている方も多いのではないでしょうか。
また、自身が当事者かも?と悩んでいたり、仲間を探している方も多いはず。
そんな二丁目ビギナーの方々に、二丁目をぜひ楽しんでもらえるよう遊び方などを紹介していきます。
[outline]新宿二丁目はどんな街?
面白いだけじゃない
新宿二丁目は、二次大戦後の高度成長期や東京オリンピック(1964年)のころから、ゲイバーなどが多く出店し、今ではゲイバー・レズビアンバー・MIXバー・観光バーなどあらゆるジャンルの店が約400軒も存在すると言われています。(歴史については別の特集で)
その規模は、アジアN.o1とも言われ世界有数のゲイタウンです。
興味はあるけど勇気が出ない
そんな新宿二丁目の存在は知っているけれど、なかなか勇気が出ない方も少なくないでしょう。
- どんな店があるか、どんなシステムで飲めるかわからない
- 値段や予算の目安がわからない
- ノンケでも受け入れてもらえるかわからない
- ゲイバーに女性が入っていいのかわからない
- 自分に合った店をどうやって探せばいいかわからない
- 冷たくされたらイヤだな…
- 街の人たちのルールを壊したくない…
- 一緒に行ける友達がいない
などなど不安もあるかと思います。
しかし、そんな場合でも「ドコイク二丁目」は簡単に『初心者歓迎』『ノンケ歓迎』『女性OK』『お一人歓迎』『チャージなし』などのキーワードで検索できます!
まずは一杯からでも軽く行ってみて、徐々に知っているお店を増やしたり、ご自身に合った場所を見つけて行ってくださいね!
お店の楽しみ方
二丁目には様々な形態やジャンルのお店が存在しますので、個々のお店に合った楽しみ方は数多ありますが、中でも下記は多くの店に共通する事柄です。
お店の方やドラァグクイーン(女装)さんとの会話は一杯どうぞ
これは一般の社会でも通例かと思いますが、お店の方とお話しするときには、「一杯どうぞ」となるべくお勧めしましょう。
ご自身のボトルやショットドリンクなどから選んでもらい、乾杯しましょう。もちろんそのお店に勤めている女装さんにも。
きっと、手ぶらよりお互い飲んでいる方が会話が弾みますよ!
ドラァグクイーン(女装)さんなどの扱いやボディタッチは気をつけて
テレビなどでお笑い担当などをしている、いわゆる「オネエタレント」の方々を観ていると二丁目で同じようにしているのかな…、また同じように扱ってもいいのかな…と感じる方もいるかもしれませんが、お互いが楽しく飲めるようマナーや発言に気をつけるのが大人の嗜みですよね。
女装さんの体に興味を持って触ったり、衣装やカツラなどに触ることも、女装さんをテーマパークのキャラクターのように捉えてしまうのか、しばしば見られます。
これは男女関係なく知らない人から触られたらビックリしますよね。
何事も、「お互いが気持ち良く」いられるように心がけましょう。
入店条件
上記でも二丁目には様々な形態の店があると述べましたが、入店できるお客さんのジャンルも限定しているお店が沢山あります。
それは、当事者の方々が普段の社会生活では難しい【同士と交流する場】であるからです。
それは、二丁目に来慣れていないと判断がなかなか難しいかもしれませんが、ドコイク二丁目の各店のページには「入店条件」のところにタグの記載があります。
また、「男性のみ」や「女性歓迎」などなどタグがついたお店を検索することも出来ます。
屋外での飲酒や大声での会話
昨今、観光客も多いこともあってか、コンビニなどでお酒を買い外で飲むという方が増えています。
座り込みたむろしたり、飲食のゴミを置いて行ったり、大声で叫んだり話したり。
最近では、パトカーや救急車の出動が多く見られるようになりました。
二丁目のお店の皆さんは、様々な外的要因(特にコロナ)のなかでも一生懸命経営されています。もちろん生活している人もいて、オフィスも住宅も沢山あります。
お酒を飲むならなるべく、【お店の中でお店のお酒を飲む】ことを心がけましょう。
初心者やノンケにオススメのお店
マイノリティで初心者の方向けのお店
セクシャルマイノリティの方で二丁目に慣れていない方は「初心者歓迎なところ」を参考になさってみてください。
そのほかショットバーなどは一杯から気軽に入りやすいのでオススメです。
そのうちきっとご自身に合ったお店が見つかると思いますよ
ノンケの方、ゲイバーに行きたい女性の方向けのお店
ノンケというのはいわゆるヘテロセクシャル(異性愛者)の方々のことです。
観光バーというのはいわゆるノンケの方に向けた誰でも入れるバーです。ノンケの方はまずはM観光バーやMIXバーを入り口に二丁目に来られることをお勧めします。また、「ノンケでもOKなところ」はゲイバーやレズビアンバーでも、ノンケの方が入れますよというところです。
まとめ
いかがでしたか。少しは不安を減らせましたか?
最初は時間がかかるかもしれませんが、やさしい方も多いのできっとあなたに合った場所が見つかりますよ!
大事なのは、【二丁目の街の方々を一番に尊重すること】だと思います。
旅先で現地の方に配慮するのと変わらないのではないでしょうか。
あなたが楽しい二丁目ライフを送れることを願っていますよ!